佐々木朗希が安堵「助かったと思った」 ピンチで降板→劇的勝利で“逆王手”…試合後に本音

ドジャース・佐々木朗希【写真:荒川祐史】
ドジャース・佐々木朗希【写真:荒川祐史】

9回に無死二、三塁で降板も…グラスノーが締める

【MLB】ドジャース 3ー1 Bジェイズ(日本時間1日・トロント)

 ドジャースの佐々木朗希投手がは31日(日本時間11月1日)、敵地でブルージェイズとのワールドシリーズ第6戦で3番手として救援登板し、8回を無失点に抑えると、9回も続投したが、ピンチを招いて降板となった。その後タイラー・グラスノー投手が抑え「助かった、と思いました」と苦笑いで本音を漏らした。

 敵地のブーイングが起きる異様な雰囲気の中、2点リードの8回から登板。先頭のスプリンガーには弱い当たりながら右翼線を抜ける安打で出塁を許した。続くルークスは中飛、ゲレーロJr.には四球を与え、得点圏に走者を背負った。だが、ビシェットを遊邪飛、バーショは二ゴロに打ち取り、無失点で切り抜けた。

 9回は先頭のカークにすっぽ抜けたスプリットが左手首に当たる死球に。バージャーには左中間フェンスにボールが挟まるエンタイトル二塁打で無死二、三塁のピンチとなったところで交代。4番手のグラスノーが1死からヒメネスを左直に打ち取り、二走バージャーが飛び出すという併殺でチームは勝利した。

 試合後、佐々木は「調子は良かった方だと思います。ただ、2ストライクからのデッドボールはもったいなかったですし、そういう意味ではカットの反応も良かったので。8回みたいな感じで攻められたら大丈夫かなと思います」と語った。

 試合が終わった瞬間は「助かったと、思いました」と本音。敵地の雰囲気は「そこはあまり。初めてのマウンドを経験できました」とコメントした。チームは3勝3敗で“逆王手”。「明日、総力戦だと思うので。また自分の任されたところで抑えられるよう頑張ります」と意気込んだ。

(Full-Count編集部)

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