ベッツ適時打直後…ブルペンで感情を爆発させる大物に感動「有終の美を」「泣いちゃう」

ベッツが3回に2点適時打を放った
【MLB】ドジャース 3ー1 Bジェイズ(日本時間1日・トロント)
誰もが喜んだ瞬間だった。ドジャースのムーキー・ベッツ内野手は敵地で行われたブルージェイズとのワールドシリーズ(WS)第6戦に「4番・遊撃」で先発出場。3回に貴重な2点適時打を放った。山本由伸投手も喜んだ一打。ブルペンで感情を爆発させた人物が話題を呼んでいる。
ベッツは試合前の段階でWS打率.130と大不振だった。第5戦から定位置だった2番から3番となり、この日は4番で出場した。ウィル・スミス捕手の先制打後に3回2死満塁で打席が回った。
2ストライクに追い込まれたものの、5球目の高めフォーシームを振り抜いた打球は三遊間を割り、2人の走者が生還した。ロジャースセンターは静まりかえったが、ドジャースナインはあまりに大きな復活打に大歓声をあげた。
MLB公式X(旧ツイッター)は「クレイトン・カーショーがもう1試合を望んでいる」とし、ブルペンで見守っていたカーショーの様子を公開した。タイラー・グラスノー投手とジャスティン・ロブレスキー投手もグラブを叩いて喜んでいたが、2人がかすむほどのガッツポーズを見せていた。「レジェンドに有終の美を」「泣いちゃう」「レジェンドはまだ終わってない」「最高だよ」「カーショーにもう1試合を」とファンも思わずうるっときたようだ。
カーショーはサイ・ヤング賞3回、MVP1回、通算223勝、通算3052奪三振など圧倒的な成績を誇り、今シーズン限りでの現役引退を表明している。ドジャースはレジェンド左腕に世界一をプレゼントすることができるだろうか。