大谷翔平ならではの光景「彼のユニホームは既に」 米記者も注目した“唯一無二”

先発したドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
先発したドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

初回に安打で出塁し激走、直後に先発のマウンドへ

【MLB】Bジェイズ ー ドジャース(日本時間2日・トロント)

 ドジャースの大谷翔平投手は1日(日本時間2日)、敵地で行われたブルージェイズとのワールドシリーズ第7戦に「1番・投手兼指名打者」で先発出場した。初回の打席を終えてからマウンドに上がった際の“異例”とも言える姿に米記者も注目した。

 大谷は第4戦以来、中3日でのマウンドとなった。まずは初回の打席、サイ・ヤング賞3回のマックス・シャーザー投手から中前打を放ち、いきなりチャンスを演出。その後、ウィル・スミス捕手の一ゴロで二塁へ進み、フレディ・フリーマン内野手の中飛で三塁まで到達した。

 初回は無得点に終わり、ベンチから出てきてマウンドに向かった大谷は、登板前なのにユニホームは泥だらけ。初回の攻撃で激走し、その直後に登板するという大谷ならではの光景だった。

 米経済紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」のジャレッド・ダイアモンド記者はX(旧ツイッター)に「ショウヘイ・オオタニは、初回の3つ目のアウトを取った後、しばらく姿を消していた。そしてウォームアップの投球のために、ベンチから姿をちょうど現した。彼のユニホームのパンツはすでに、とっっっても泥だらけだ」と記した。

 勝てば2年連続ワールドシリーズ制覇となる大一番。ドジャースが2連覇すれば、1998年〜2000年に3連覇したヤンキース以来、今世紀初の快挙となる。

(Full-Count編集部)

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