ロバーツ監督、ナインに感謝「誇りに感じてる」 Bジェイズに最敬礼「一流の球団」

ドジャースは1998年から3連覇したヤンキース以来の2連覇
【MLB】ドジャース 5ー4 Bジェイズ(日本時間2日・トロント)
ドジャースは1日(日本時間2日)、ブルージェイズとのワールドシリーズ第7戦に勝利し、今世紀初のワールドシリーズ連覇を果たした。球団初の偉業を達成。試合後に会見に応じたデーブ・ロバーツ監督は感情を爆発させた。
24日(同25日)から開幕したWS第1戦は11失点で大敗。第2戦は山本由伸投手が9回1失点完投を見せ、第3戦は延長18回、6時間39分の死闘をフリーマンのサヨナラ弾で勝利した。しかし第4~5戦は本拠地で連敗し、後に追い込まれた。
それでも、第6戦は山本が6回1失点の粘投を見せて第7戦へ。9回1死まで1点を追いかける展開だったが、ロハスが同点弾を叩き込み、その裏のピンチから山本由伸投手が中0日で登板。延長11回にスミスが勝ち越し弾を放つと、山本がその裏にカークを併殺に仕留め、胴上げ投手になった。
ロバーツ監督自身は2020、2024、2025年と3度の世界一監督になった。「今は有頂天の気分だ。選手たちのことをとても誇りに思っている。選手たちのファイトに誇りを感じている。何十年も成し遂げられなかったことを達成したんだ」とナインを称えた。
何度も負ける可能性はあった。ロバーツ監督は「正反対の結末になっていた可能性があったから、何度もプレッシャーを感じる場面があった」と認める。それでも「私たちは戦い続け、選手たちは、大きな場面で立ち上がってくれた。大きかったプレー、大活躍した(選手)をずっと取り上げ続けることもできるが、私が関わった試合で最高の試合の1つだったし、シリーズ通じてもそう。ブルージェイズは全てを出し尽くした。一流の球団だ」と、ノーサイドの精神でブルージェイズを称えた。
(Full-Count編集部)