山本由伸をロバーツ監督絶賛「史上最高だ!」 大谷翔平も同調…上り詰めた“No.1投手”

ドジャースのデーブ・ロバーツ監督と抱き合う山本由伸【写真:ロイター】
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督と抱き合う山本由伸【写真:ロイター】

松井秀喜氏以来のWSMVP

【MLB】ドジャース 5ー4 Bジェイズ(日本時間2日・トロント)

 ドジャース・山本由伸投手が1日(日本時間2日)、敵地で行われたブルージェイズとのワールドシリーズ第7戦、シリーズ3勝目を挙げて胴上げ投手になり、シリーズMVPに選ばれた。第2戦では9回1失点で完投勝利、第6戦でも6回96球を投げて勝利投手になるなど、大車輪の力投だった。デーブ・ロバーツ監督は優勝セレモニーで、山本を「GOAT(史上最高)」と称えた。

 山本は第6戦に6回1失点で勝利を挙げたが、5回表終了後にブルペンへ向かった。9回にロハスの同点弾で試合を振り出しに戻した。その裏にスネルがピンチを作ると、山本が中0日で登板。バーショは二ゴロで2死に。続くクレメントの大飛球は中堅に入った直後のパヘスが好捕してピンチを脱した。

 延長10回も続投し、3者凡退に抑えた。すると直後の11回にスミスの勝ち越しソロが飛び出した。11回は先頭のゲレーロJr.に左翼線への二塁打を打たれ、カイナーファレファの犠打で1死三塁となった。続くバージャーには四球を与えたが、カークを併殺打に仕留めて試合終了となった。

 ワールドシリーズでの3勝は歴代13度目。直近では2001年のランディ・ジョンソン以来の快挙だった。誰もが納得するシリーズMVP。発表の直前にはロバーツ監督が「GOAT! 史上最高の投手」と絶賛した。また、大谷もNHKのインタビューに応じ、「世界一の投手だとみんなが思ってると思う」と話した。

(Full-Count編集部)

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