山本由伸、先頭でWS連覇のセレモニーに登壇 シリーズ3勝でMVP…堂々の登場に本拠地大歓声

セレモニーでスピーチを行ったドジャース・山本由伸【写真:ロイター】
セレモニーでスピーチを行ったドジャース・山本由伸【写真:ロイター】

山本由伸がワールドシリーズ連覇記念セレモニーに登場した

 ドジャースは3日(日本時間4日)、ロサンゼルスのダウンタウンでワールドシリーズ2連覇を記念したパレードを行った。大谷翔平投手、山本由伸投手、佐々木朗希投手の“日本人トリオ”も笑顔で姿を見せた。その後はドジャースタジアムでのセレモニーに登場。シリーズMVPに輝いた山本が登壇すると、球場は熱気に包まれた。

 山本はバックスクリーンから先頭で登場。満員のファンの大歓声を受けて、マウンド付近のステージまで歩いた。その後、地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」で実況を務めるジョー・デービス氏が「そしてパーティーが行われることは知っていたけど。カナダで行われそうだった。それはよくないことだ。ノー! でも、“ヨシノブ・ヤマモト”が起きた!」とアナウンスした。

 球場からは特大のMVPコールが沸き起こり、山本も手を振り応答。大谷も横で大はしゃぎしていた。

 ドジャースはこの日、ロサンゼルスのダウンタウンで今世紀初のワールドシリーズ連覇パレードを行った。スタート地点のロサンゼルス市庁舎の付近には早朝からファンが集まっており、大谷、山本らの登場を心待ちにするファンも目立っていた。

 大谷、山本らが奮闘したドジャースはレギュラーシーズンを93勝69敗で、ナ・リーグ西地区を首位で終えた。そのままプレーオフではワイルドカードでレッズを倒し、地区シリーズでフィリーズを撃破した。リーグ優勝決定シリーズではブルワーズに4連勝。ブルージェイズとのワールドシリーズは3勝3敗で迎えた第7戦を制し、見事に今世紀初のワールドシリーズ連覇を達成していた。

 山本はワールドシリーズで3試合に登板。先発した第2戦は9回完投勝利、第6戦は6回1失点、“中0日”で救援登板した第7戦は2回2/3を無失点に抑え、シリーズ3勝をマーク。9度目の世界一に導き、MVPを獲得した。

(Full-Count編集部)

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