山本由伸が英語スピーチで絶叫「I love Dodgers, I love LA」 WS優勝セレモニーで主役に

記念セレモニー、山本由伸が伝えた“感謝”
ドジャースは3日(日本時間4日)、ロサンゼルスのダウンタウンでワールドシリーズ2連覇を記念したパレードを行った。パレード後はドジャースタジアムでのセレモニーを行い、シリーズMVPに輝いた山本由伸投手は壇上で「I love Dodgers, I love LA」とファンへの思いを届けた。
ミゲル・ロハス内野手に呼ばれてマイクを渡された山本は冒頭で「Buenas tardes!(こんにちは)」とスペイン語で挨拶。その後、「You know what?! Losing isn’t an option!(知ってる? 負けるという選択肢はない!)」と、意訳されて話題になった言葉を自ら発言した。
続けて「Thank you, my teammate, my coaches, our amazing staff and all the fans! We did it together!(チームメート、コーチ、素晴らしいスタッフと全てのファンに感謝します。みんなで成し遂げたぜ!)」と感謝した。その後「I love Dodgers, I love LA」と英語でコメント。最後に日本語で「ありがとう」と伝え、球団とファンに感謝した。
セレモニー開始時、山本はバックスクリーンから先頭で登場。満員のファンの大歓声を受けて、マウンド付近のステージまで歩いた。地元放送局「スポーツネット・ロサンゼルス」で実況を務めるジョー・デービス氏は「パーティーが行われることは知っていたけど。カナダで行われそうだった。それはよくないことだ。ノー! でも、“ヨシノブ・ヤマモト”が起きた!」とアナウンスし、ファンの歓声を誘った。
球場からは特大のMVPコールが沸き起こり、山本も手を振り応答。大谷翔平投手も横で喜びの表情を見せた。山本はワールドシリーズで3試合に登板。先発した第2戦は9回完投勝利、第6戦は6回1失点、“中0日”で救援登板した第7戦は2回2/3を無失点に抑え、シリーズ3勝をマーク。球団9度目の世界一に導き、シリーズMVPを獲得した。
(Full-Count編集部)