ド軍から正式にFA…ロハスが伝えたい金言 “夢を叶えた男”に感動の声「生涯忘れない」

スピーチを行ったドジャースのミゲル・ロハス【写真:ロイター】
スピーチを行ったドジャースのミゲル・ロハス【写真:ロイター】

9回1死からホフマン打ちの同点弾…守備でも好守連発

 2年連続のワールドシリーズ制覇を果たしたドジャースにおいて、野手最年長36歳のミゲル・ロハス内野手の働きは必要不可欠だった。第7戦では9回にチームを救う同点弾を放ち、サヨナラを阻止する好守を披露。激闘から数日が経ち、ロハスはファンに愛のメッセージを届けた。

 2023年からドジャースに加わったロハスは、情熱的なプレーと内野全ポジションを水準以上に守る好守でチームを支えてきた。昨オフにオプションを行使され、レギュラーシーズンでは114試合に出場。打率.262、7本塁打27打点、OPS.715を記録した。ポストシーズンでは守備固め中心の起用だったが、第6戦から二塁で先発。そして第7戦では9回1死から一発を放つ大活躍だった。

 試合後から数日はインスタグラムで歓喜の投稿を繰り返し、優勝セレモニー後には、「ドジャースタジアムでみんなに言った通りだよ。毎日僕たちを支えてくれている君たちは、この喜びを受け取るにふさわしいし、それ以上の存在だ。そして、ショウヘイの言葉にも同意する――君たちは全スポーツ界で最高のファンだ!」と話した。

 そして4日(日本時間5日)に「ずっと夢見ていた瞬間」として投稿したのが、第7戦の本塁打の場面だった。計15枚の写真と映像を添えており、ロハスも心から印象に残っていたのが伝わってくる。さらに「一つだけアドバイスを言うとすれば」と続け、「『幸運があなたを見つけるように、常に努力し、準備を怠らないこと。』 愛をこめてミギー・ローより」と締めくくった。

 ロハスといえば、試合前から入念に練習することで有名。その姿勢はチームに伝播し、ムーキー・ベッツ内野手の遊撃守備の向上にもロハスの練習や助言が大いに貢献した。ロハスらしい“名言”にファンも感動。「また戻ってきて」「ドジャースのレジェンド」「生涯忘れない瞬間」「ありがとうミギー!」などと反響が広がっている。

【実際の投稿】「愛を込めて」 ロハスがファンに届けた“思い”

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