ド軍の応援を「強制されていた」… カナダに謝罪した“世界的VIP”、自虐まじりの裏事情

メーガン妃とともにドジャースの帽子で観戦
ドジャースとブルージェイズのワールドシリーズ第4戦では、英国王室を離脱したヘンリー王子とメーガン妃が観客席に姿を見せたことで話題を集めた。その際、ドジャースの帽子をかぶっていたことについて、カナダメディアにまさかの“謝罪”で観戦の舞台裏を明かした。
英国王はカナダの国家元首でもあることから、ブルージェイズの敵であるドジャースの帽子をかぶっていた夫妻には疑問を呈する声も。夫妻は2020年からロサンゼルスに住んでいるが、メーガン妃はロサンゼルス出身で、人気テレビ番組「スーツ」の撮影中はトロントに住んでいたという複雑な背景もある。
カナダのニュースチャンネル「CP24」は「一部の人は王子に、威厳を保つためだけでなく野球においてもカナダへの忠誠を尽くすことを要求している」とし、ヘンリー王子のインタビューを公開した。ヘンリー王子は帽子について「まずはあれを被ったことについてカナダにお詫び申し上げたい」と、いきなり謝罪。「そして2つ目に、強制されていたので選択肢がほとんどなかった」と観戦の舞台裏を語った。
ドジャースタジアムでの観戦について「オーナーご自身に、ダグアウト横のドジャースのボックス席に招待されていたんです。ああすることが礼儀だと思いました」と説明。さらにインタビューの途中、横にあったブルージェイズの帽子を手に「これからはこれを被ります。もう間違いを犯さないように。そしてこのことの別の要因として、あまり頭頂部に髪の毛がなくて、照明の下にいるときは、どんな帽子でも被るということがあります」とジョークを飛ばして笑いを誘った。
さらにヘンリー王子は「なので第5戦、第6戦、第7戦……私はずっとブルージェイズ側でした。それを後悔しているということではありませんが、これで私はロサンゼルスに戻るのが難しくなります」とユーモアを交えてコメント。「ですがカナダのみなさんに本当に申し訳なく思います。ブルージェイズが負けたことに打ちひしがれていますが、ゴー! ジェイズ!」と答えていた。
(Full-Count編集部)