村上宗隆は「308億円を超える」 米分析…大谷らの成功で価格急騰…“史上最高額”の可能性

ヤクルト・村上宗隆【写真:小池義弘】
ヤクルト・村上宗隆【写真:小池義弘】

ポスティングでの野手アジア最高額がイ・ジョンフ

 日本からまた一人、メジャーの舞台へ羽ばたこうとしている。ヤクルト・村上宗隆内野手が今オフ、ポスティングシステムを利用してメジャー移籍を目指す中、米スポーツ専門メディア「ブリーチャー・レポート」は「ムネタカ・ムラカミの契約は2億ドル(約308億円)を超える」との予想を報じた。

 同メディアのジョエル・ロイター氏が「2025-26年オフシーズンに起こりえるMLBの10大衝撃ニュースを予想する」とし、村上の契約金額を分析した。大谷翔平&山本由伸のドジャース両投手の成功が後押しし、各球団は「財布のひもを緩めることにより自信を持つだろう」と言及。国際的な逸材への大型投資が進む中で、村上も今オフの目玉として注目されている。

 2025年2月に26歳を迎える村上は、ヤクルトで通算265本塁打、722打点を記録。強打の三塁手という稀少な条件を兼ね備えており、これまでにイ・ジョンフ外野手(6年1億1300万ドル)、吉田正尚外野手(5年9000万ドル)、鈴木誠也外野手(5年8500万ドル)らが結んだ契約を上回ると見られている。

 さらに記事は、「彼の影響力の可能性、年齢、実績、そして三塁手であるという事実を考慮すれば、数年前にブレーブスのオースティン・ライリーが結んだ10年2億1200万ドルの契約延長を上回る可能性もある」と強調する。村上の評価は年々高まりを見せており、移籍が実現すれば史上最高額の打者契約として歴史に名を刻むことになりそうだ。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY