日本の深夜…米国を駆け巡った「ビッグニュース」 記者も注目、一斉に綴った「Breaking」

ヤクルト・村上宗隆【写真:小林靖】
ヤクルト・村上宗隆【写真:小林靖】

村上が正式ポスティングの手続き開始

 ヤクルトは8日、村上宗隆内野手のポスティングシステムによる移籍交渉の手続きを申請したと発表した。この日の日本時間未明には、米メディアが先に報道。SNSでも「ついに始まった」と話題になった。

 村上は2022年に王貞治氏の記録を抜く日本選手シーズン最多の56本塁打を放った。打率.318、134打点と合わせて史上最年少3冠王に輝いた。今季は度重なる故障で56試合の出場にとどまったが22本塁打とアーチを量産した。NPB通算892試合で打率.270、246本塁打、647打点。2020年には五輪で金メダル、2023年にはワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で世界一と国際試合でも力を発揮した。

 交渉期間は45日間となっており、米東部時間8日午前8時(同午後10時)から12月22日午後5時(同23日午前7時)まで。すべての球団と交渉ができ、契約が成立すれば、契約金と年俸の総額に応じて日本球団への譲渡金の額が決まる。

 MLB公式サイトのマーク・フェインサンド記者は「ムネタカ・ムラカミのMLB移籍のカウントダウンが正式に始まった」と題して報道。米スポーツ局「ESPN」のジェフ・パッサン記者は「BREAKING(速報)」と題し、「日本人スター三塁手のムネタカ・ムラカミが本日ポスティングされ、今冬最も注目されるフリーエージェントのプロセスが正式に始まる」と投稿した。

「MLBネットワーク」のジョン・モロシ記者も「野球界にビッグニュース 東京ヤクルトスワローズの三塁手兼一塁手、ムネタカ・ムラカミが、明日からMLBにポスティングされます」と投稿。各記者も注目しているようだった。

(Full-Count編集部)

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