山本由伸の“選出漏れ”に異論続出 WSで完璧処理も…SNS嘆き「候補にも入ってないのか」

ドジャース・山本由伸【写真:ロイター】
ドジャース・山本由伸【写真:ロイター】

WS第7戦では完璧なバント処理も…GG賞の最終候補にすら入らず

 ドジャースの山本由伸投手はブルージェイズとのワールドシリーズで全4勝中3勝を挙げるなど異次元の活躍でシリーズMVPに輝いた。第2戦での完投、中0日登板……。数々の記録を成し遂げたが、第7戦では好守も披露。改めてゴールドグラブ賞最終候補に残らなかったことへの疑問の声も上がった。

 山本の守備が光ったのは第7戦延長11回だった。無死二塁のピンチでブルージェイズの打者カイナーファレファが送りバント。三塁線へ見事な犠打を決め、自らも全力疾走でセーフを狙っていたが、山本は一直線に打球へ向かい、一塁へ送球。無駄のない動きでアウトにした。

 NPB時代から守備には定評があり、2021年から3年連続でゴールデングラブ賞を受賞。今季はMLBでの初受賞を期待されたが、ナ・リーグの投手部門の最終候補はカブスのマシュー・ボイド、メッツのデビッド・ピーターソン、ジャイアンツのローガン・ウェブ。山本は最終候補に入らなかった。

 同じ守備機会を同じポジションの平均的な野手が守る場合に比べて、どれだけ失点を防いだかを表す指標である「DRS」を見ると、今季のナ・リーグの1位はウェブで+7、続いてボイド、ピーターソンの+6となっている。山本は+3で6位と順位的にも妥当だったが、ワールドシリーズの好守で最終候補すら入っていないことに驚く声あった。

 SNSには「ゴールドグラブ賞受賞してもおかしくないと思うんやけど……」「何故山本さんはゴールドグラブ賞2025の候補にあがらなかったのだろう」「最終候補にも入ってないのか」「彼以上に守れる人がいるのか」と疑問の声が上がった。

(Full-Count編集部)

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