イチロー氏が“苦言”「かっこ悪い」 全力疾走後の振る舞いにチクリ「あれが嫌い」

イチロー氏が中越高を指導…ランニングを解説
マリナーズ会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏が8日から2日間にかけて新潟・中越高の指導を行った。高校生たちとともに汗を流す中、「僕はあれが嫌い。かっこ悪い」と苦言を呈す振る舞いがあった。
中越高、連合チームとまずは会話を交わすと、その後アップを始めた。イチロー氏は生徒の前でランニングを実演。走っている姿の印象を聞かれた生徒は「歩幅が大きい」と回答した。イチロー氏は「股関節を広くつかっているから。足を使っているように見えて、後からついてくる」と解説し、肩甲骨や膝の動きを分かりやすく説明した。
「中越高校はよく見て、感じることが伝統なので、アップでこの走塁を練習して、生かして欲しい」とイチロー氏。その後、生徒も全員が走り、最後にイチロー氏が走り終えた後だった。
「ダグアウトに戻って、よく息が上がって(膝に手を置いて、疲れていると)やるパフォーマンスがあるじゃないですか? 僕はあれが嫌い。かっこ悪いから」と言葉を並べた。「我慢します。やせ我慢が大事だから。(痛い時も)痛いけど、痛くないって我慢する」と、イチロー氏流のこだわりを明かした。
(Full-Count編集部)