阪神がコーチングスタッフを発表 和田新ヘッドら4人が“入れ替え”…リーグ連覇目指す組閣

阪神・藤川球児監督【写真:小林靖】
阪神・藤川球児監督【写真:小林靖】

和田新ヘッドは2012年から4年間監督を務めた

 阪神は10日、2026年シーズンのコーチングスタッフを発表した。2年目を迎える藤川球児監督のもと、1・2軍打撃巡回コーディネーターだった和田豊氏がヘッドコーチに配置転換。新たな体制でリーグ2連覇、日本一を狙う。

 就任1年目だった“藤川阪神”はヘッドコーチのポストは不在だった。チームは日本シリーズ敗退から7日後に和田氏のヘッドコーチ就任を発表。2012~2015年にはチームを指揮。1年目は5位だったものの、2年目の2013年から2年連続で2位。2014年はCSファーストステージを1勝1分けで突破すると、巨人とのCSファイナルは4連勝で球団初のCS制覇を果たし、日本シリーズ進出に導いていた。

 そのほかファーム投手コーチだった江草仁貴氏が1軍の投手コーチに、同じくファームバッテリーコーチだった日高剛氏が1軍のバッテリーコーチに配置転換。ブルペン捕手兼任からコーチ専任だった片山大樹氏がブルペンコーチ専任となる。

 今季85勝54敗4分けと圧倒的な強さ誇り、9月7日にNPB史上最速のリーグ優勝を果たした。DeNAとのクライマックスシリーズ(CS)ファイナルも3連勝を飾ったが、日本シリーズではソフトバンクに1勝後からの4連敗で終戦していた。新たなスタッフとともにリーグ連覇と、悲願の日本一を目指す。

 2軍では桑原謙太朗氏が振興部アカデミーコーチから投手コーチに異動。野村克則氏が1軍バッテリーコーチから、2軍のバッテリーコーチに配置転換された。

【一覧】和田新ヘッドら4人が“入れ替え”…リーグ連覇を目指す阪神のコーチングスタッフ

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY