8人がFA宣言、NPBが公示 辰己涼介や松本剛、東浜巨ら…DeNAからは2選手

動向が注目された阪神・近本や中日・柳は残留
日本野球機構(NPB)は12日、2025年度のフリーエージェント(FA)宣言選手を公示した。今季のFA有資格選手104人のうち、国内FAはソフトバンク・東浜巨投手や楽天・辰己涼介外野手ら4人、海外FAは楽天の則本昂大投手ら4人。権利を行使した選手は13日から他球団との交渉が可能になる。
東浜は沖縄尚学高時代には全国制覇を経験し、2017年には16勝を挙げて最多勝にも輝いた右腕だが、今季は若手投手の台頭などもあって7試合の登板にとどまった。今季で3年契約が満了となっていた。辰己は2024年に158安打でタイトルを獲得。2021年からは4年連続でゴールデン・グラブ賞を獲得するなどリーグを代表する外野手として活躍している。日本ハムからは松本剛外野手ら2選手が宣言した。
また、楽天の則本をはじめ、DeNAからは桑原将志外野手ら2選手が保有していた海外FAの権利を行使。国内、海外を合わせて8人が宣言した。2024年はソフトバンクから甲斐拓也捕手が国内FAで巨人に移籍。巨人から海外FAでオリオールズに移籍した菅野智之投手ら9人が権利を行使した。
今季、権利を取得した選手のなかで阪神・近本光司外野手、中日・柳裕也投手、巨人の中川皓太投手、吉川尚輝内野手らの動向も注目されたが残留となった。