阪神戦力外の元ドラ1は「可能性アリ」 まさかの告白に驚き…他球団ファン「まだまだ通用」

トライアウトに参加した元阪神・森木大智【写真:小林靖】
トライアウトに参加した元阪神・森木大智【写真:小林靖】

森木は2021年ドラフト1位で阪神に入団

 2025年度の合同トライアウト「エイブル トライアウト2025~挑め、その先へ~」が12日、マツダスタジアムで行われた。阪神を戦力外となった森木大智投手は打者3人と対戦し、1安打1四球を許したものの、登板後にはこの日に向けて“新球”を会得していたことを明かし、周囲を驚かせた。

 今季は広島でプレーした松山竜平外野手に中前打、ソフトバンクの川原田純平内野手にはフルカウントから四球。広島の山足達也内野手は遊ゴロに打ち取った。最速は149キロを計測した。

 登板後、中継インタビューに応じた森木は「久々の実戦は楽しかったです」と笑顔をみせた。解説を務めた元ヤクルトで、現在は社会人野球チームのマルハン北日本カンパニー(宮城県)の監督を務める館山昌平氏から、投じたツーシームの制球を称賛されると驚きのコメントで返した。

「(シーズン中は)まったく投げていないです。(戦力外)通告を受けてから練習して、使えるなというところだったので」と明かした。さらに「ストライクゾーンでしっかり勝負できる自信もついてきた。まっすぐももっと強くしていきたいですし、もっと勝てる投手になりたいです」と続けた。

 この日に向けて新たな球種を増やしたと告白。2021年ドラフト1位入団、22歳の発言にX(旧ツイッター)上では「まだまだ通用しそう」「149出るの?」「可能性アリと思う」「どこか拾ってほしい」「トライアウトのためにツーシーム練習したの!? 泣ける」「森木欲しいな~」「トライアウトで試すとかエグいな」といったコメントが並んでいた。

「まだまだやりたい。目標に邁進していきたい」。森木のアピールは届いたのか。館山氏も「関係者の皆様、森木くんツーシームあります!」と中継越しに呼びかけていた。

(Full-Count編集部)

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