侍Jの強化試合で韓国代表が抗議連発 アウト判定&天井直撃の判定をめぐり…東京D騒然

判定を巡り抗議する韓国代表の一塁コーチャー【写真:小林靖】
判定を巡り抗議する韓国代表の一塁コーチャー【写真:小林靖】

5回の攻防で…韓国監督が審判団に説明求める

 東京ドームで15日に行われた「ラグザス 侍ジャパンシリーズ 2025 日本vs韓国」で、日本の5回の守備で珍しいプレーが発生した。松本裕樹投手(ソフトバンク)への強烈な打球をめぐり、審判団が協議。判定に韓国側も抗議したが、覆ることはなかった。直後の攻撃でも天井に打球が直撃し、判定が覆る珍事が続いた。

“問題”のシーンは5回の日本の守備だった。この回からマウンドに上がった松本は、相手打者のライナーが右足首付近に。大きく跳ね返った打球をダイレクトで一塁の佐々木(広島)がキャッチした。

 審判団は約5分間協議し、ボールは地面に触れることなく、佐々木がキャッチしての一飛と判断してアウトを宣告した。これに対して韓国側は打球はショートバウンドして松本に当たったとして、判定に抗議した。

 球審らは韓国側に説明し、結局一飛の判定は変わらなかった。中継映像ではショートバウンドしていたようにみえたが、リクエストをしなかった。中継で解説を務める古田敦也氏は「リクエスト対象のプレーではないんですかね」と不思議そうに語っていた。

 珍事はさらに続いた。5回の日本の攻撃では野村(ソフトバンク)が左翼側へ放った飛球が左翼上部の天井を直撃。審判団は“フェアゾーン”の屋根と判断して二塁打を宣告した。これに対し、打球の落下地点がファウルゾーンだったために韓国側は再び抗議。審判団はグラウンドルールを確認したのか、判定はファウルに“変更”。打ち直しで打席に入った野村は結局、四球で出塁した。

(Full-Count編集部)

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