大谷満票MVPの裏で…意外な“1票” 高評価得た日本人にファン歓喜「この位置は相当高い」

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

今季は本塁打で松井秀喜氏のキャリアハイを上回る

 ナ・リーグの最優秀選手(MVP)が13日(日本時間14日)に発表され、ドジャースの大谷翔平投手が3年連続4度目、満票での受賞を果たした。その一方で、もう1人の日本人選手が8位票の1票のみながら20位にランクインしたことにも、日本のファンは喜んでいる。

 その日本人とは、カブスの鈴木誠也外野手。指名打者を中心に起用された今季は前半戦からキャリアハイのペースで本塁打と打点を稼ぎ、打率.245ながらも松井秀喜氏が2004年に残した31本塁打を上回る32本塁打をマーク。103打点を残し、松井、大谷に次いで日本人では3人目となる100打点を超えた。

 MVPは全米野球記者協会(BBWAA)から選ばれた30人がリーグの10名まで順位をつけて投票する。鈴木は8位票の1票だけが入り、3ポイントで全体で20位となった。指名打者中心だったため他の表彰は同一リーグの大谷が独占する結果となったが、鈴木の実力もメジャーで評価されていることを示す結果だった。

 この結果にSNSでも「鈴木誠也に票が入ってるの嬉しいね」「地味にMVP投票リストに鈴木誠也が居ることがうれしい。あれだけの人数が居るメジャーリーガーの中でこの位置は相当高いぜ」「鈴木誠也の活躍が地味に見えるのは、ぜったいに錯覚だからな(笑)」「すごい! 誠也ちゃんいる」「誠也得票されてるやんおめでとう」「オオタニサンとジャッジのMVPは順当としても、ここで注目すべきは鈴木誠也に8位票がひとつ入ってること」と日本のファンから称賛の声が出ていた。

【実際の様子】投票の内訳をよく確認すると…大谷翔平以外にランクインした日本人

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