大谷翔平に「最も感心させられる部分」 ド軍番記者が強調…移籍後初の「圧倒的な姿」

バリー・ボンズ氏以来となる4度目のMVPという偉業を成し遂げた
ドジャースの大谷翔平投手は、満票で自身3年連続4度目のナ・リーグ最優秀選手(MVP)に輝いた。ドジャースに加入して2年連続ワールドシリーズを制覇。地元紙「ロサンゼルス・タイムズ」のドジャース番ジャック・ハリス記者が「最も感心させられること」を明かした。
4度のMVPはバリー・ボンズ氏以来の快挙。ハリス記者は「MLBの歴史上で、以前は1人だけでした。バリー・ボンズは7度受賞しました。オオタニは4度目。3年連続となり、大差で勝ちました。ナ・リーグで最高の打者となり、OPSと長打率で(リーグ)トップとなり、自己最高となる55本塁打を放ちました」と快挙を称えた。
続けて強調したのが「彼は投手として復帰しました」という点だ。「おそらく最も感心させられる部分は、キャリアで2度目となるトミー・ジョン手術を受け、そこから(以前のような姿に)回復したことです。ほとんどの選手は決して完全に回復しない類の怪我です。サンプルサイズは小さいですが、最後に投げた1年半前と同じくらい圧倒的な姿でした。ドジャースが再びプレーオフに出場し世界一のタイトル守る中で支えとなりました」。今季ドジャースでは初めて“リアル二刀流”を解禁して躍動したことが特筆すべき点だとした。
さらに「ボンズは7度MVPを受賞してるので、オオタニは追いつくまで先が長いです。しかし来シーズンに突入する際、他のカテゴリーでボンズに並ぶチャンスがあるのです。ボンズは2001年~2004年までMVPを獲っており、オオタニは同じことをするチャンスがあるわけです」と4年連続の偉業を期待した。
(Full-Count編集部)