侍J、韓国代表に11得点快勝 曽谷が3回完全投球、岸田が決勝3ラン…日韓戦10連勝

5回、勝ち越し3ランを放った巨人・岸田行倫【写真:小林靖】
5回、勝ち越し3ランを放った巨人・岸田行倫【写真:小林靖】

トップチームの対戦成績は2017年から10連勝

 野球日本代表「侍ジャパン」は15日、「ラグザス 侍ジャパンシリーズ 2025 日本 vs 韓国」に11-4で勝利した。打線は12安打11得点の猛攻。これでトップチームの日韓戦は10連勝となった。

 先制したのは韓国代表だった。侍ジャパンの先発、曽谷龍平投手(オリックス)は3回まで打者9人をパーフェクトに仕留めていたが、4回に森浦大輔投手(広島)が捕まった。先頭のシン・ミンジェ内野手に中前打を許すと、続くアン・ヒョンミン外野手に左中間へ特大の一発を浴びた。さらにソン・ソンムン外野手にも右翼へ被弾。2者連発で3点を失った。

 一方の侍ジャパン打線も直後に反撃。4回に1死二、三塁のチャンスを作ると、5番・牧秀悟内野手(DeNA)の適時打、2死から西川史礁外野手(ロッテ)の2点二塁打で同点に追いついた。

 さらに5回には無死一、二塁で岸田行倫捕手(巨人)が左翼席へ3ランを叩き込み、勝ち越しに成功した。その後も満塁で坂本誠志郎捕手(阪神)、佐々木泰内野手(広島)に連続適時打が飛び出し、6点差に広げた。

 その後、1点を取られたが9回にも無死満塁で若月健矢捕手(オリックス)の適時打などで2点を追加した。

 韓国代表とは来年3月に行われる第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の1次ラウンドグループCでの対戦が決まっている。トップチームの日韓戦はこれで「2017年のアジア プロ野球チャンピオンシップ」から10連勝。本戦に向け好スタートを切った。

(Full-Count編集部)

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