目撃した大谷翔平の「信じられないもの」 4度目MVPの“必然”…同僚が明かした素顔

ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】
ドジャース・大谷翔平【写真:ロイター】

フィリップス「野球を愛しているんだ。打つのも投げるのも好きなんだよ」

 ドジャースの大谷翔平投手は、満票で自身3年連続4度目のナ・リーグ最優秀選手(MVP)に輝いた。同僚のエバン・フィリップス投手がデジタルラジオ局Sirius XMのチャンネル「MLBネットワーク・ラジオ」に出演し、二刀流の素顔を明かしつつ偉業に賛辞を送った。

 31歳は大谷について「スーパーヒーローのようなパワーを見せてくれるものだけど、人間らしい部分も僕らは見る機会があるんだ」と明かす。「テレビで見ていても時々わかるかもしれないけど、マウンドから本塁へ急いで駆け付けたり、その逆だったり。本当にこのようなエリートレベルで両方やってしまうのが、僕には信じられないよ」と目を丸くした。

 ドジャース加入1年目の昨季は野手としてプレーし、史上初の「50-50(50本塁打&50盗塁)」を成し遂げ、MVPを獲得した。「今年は投手として復帰もして、僕らのローテーションは今素晴らしいけど、ほかの29球団(のローテーション)でNo.1の投手として入る存在なんだ。だからこそ、毎日彼が投打両方の管理に取り掛かる姿は、信じられないものがあった」とフィリップスは舌を巻く。

 さらに「野球に対する深い情熱というか、こんなエリートレベルで投打両方やらなきゃいけない選手となると、どこかのタイミングで(体力面などで)燃え尽きてしまうものだけど、それが当てはまらない。野球を愛しているんだ。打つのも投げるのも好きなんだよ。(大谷は)チームの一員として、勝つことを好んでいるんだ。彼にとってロサンゼルスよりフィットする場所はないよ」と賛辞は止まらなかった。

(Full-Count編集部)

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