ベッツは「素晴らしいを超える人格者」 LAに出現…粋な対応に感動続出「最高だ」

ベッツが地域貢献、今年10月には「ロベルト・クレメンテ賞」に選出
ドジャースのムーキー・ベッツが届けた“プレゼント”が話題となっている。ベッツは、ロサンゼルスの住民に、七面鳥など、サンクスギビング(毎年11月の第4木曜日に祝う感謝祭)を過ごすための品々を送っており、それを知ったファンは「素晴らしい選手だけど、それを超える人格者」と称えている。
地元メディア「ドジャース・ネーション」は20日(日本時間21日)、公式X(旧ツイッター)で「ムーキー・ベッツとブリアナ夫人は南ロサンゼルスにあるドジャース財団でサンクスギビング用のディナーを配った。自身4度目となるワールドシリーズタイトルを獲得したあと、ムーキーは人々に還元している」と綴り、ベッツ夫妻がファンと交流する様子を公開した。
ベッツは妻とともに「5050財団」を通じて慈善事業に従事しており、今年1月にはカリフォルニア州で発生した山火事の被災者に、自身がスポンサー契約を結ぶナイキ社の製品3万ドル(約472万円)分を寄付。貧困に苦しむ人に、ドジャース財団と協力して16万ドル(約2500万円)以上を寄付するなど活動を続けており、10月27日(同28日)には「ロベルト・クレメンテ賞」に選出された。同賞はフィールドで活躍しながらフィールド外でも慈善活動や地域のための活動を行っている選手に与えられるもので、野球界における最高の個人栄誉の1つとされている。
交流の様子を見たファンからは「彼は常に品のある振る舞いをする」「最高」「野球の垣根を超えてムーキーがリスペクトされている理由」「ベッツ家は最高!!」「ベッツ夫妻の社会活動は幅広く深い」と、貢献活動を称える声が寄せられ、ベッツが届けた贈り物に感謝していた。