大谷翔平、フィールド外でも“超一流” 財団設立…グラブ6万個寄贈、寄付に加わる勲章

「SHOHEI OHTANI FAMILY FOUNDATION」の設立を発表
ドジャース・大谷翔平投手は21日(日本時間22日)、「SHOHEI OHTANI FAMILY FOUNDATION(大谷翔平ファミリー財団)」を立ち上げたことをインスタグラムで発表した。これまでも数々の社会貢献活動を行ってきた偉才が、新たな道でもまい進するようだ。
財団のロゴは、大谷と真美子夫人、長女、愛犬デコピンと思われる“家族4ショット”が採用されている。また、公式ホームページでは理念も説明され、「私たちの使命は、子どもたちが運動を続け、健やかに生きることを後押しする取り組みに資金を提供することで、より健康で幸せなコミュニティをつくることです。あわせて、救助・保護・ケアを必要とする動物たちを守り支えるプログラムも支援します」と掲げられている。
日米で大きな反響を呼んだ財団設立の発表。もっとも、大谷はこれまでも社会貢献活動に積極的に取り組んできた。エンゼルス時代の2021年11月には、選手会による年間最優秀選手とア・リーグ最優秀野手に選出されると、闘病中の子供やその家族を支援する非営利団体に賞金を寄付した。
2023年11月には日本国内にある約2万校の全小学校にジュニア用グラブ約6万個を寄付。「野球しようぜ!」のメッセージも大きな反響を呼んだ。ドジャース入団後の2024年1月には、1日に発生した能登半島地震による被災地への支援を発表。ドジャースは100万ドル(約1億4500万円)の寄付を行い、大谷も個人で寄付した。
2025年1月は、ロサンゼルスで山火事が発生したことを受けて50万ドル(約7800万円)の寄付を発表。実際に消火活動に従事する消防車を訪問し、激励する場面もあった。7月には「DECOY SAVES OPENING DAY(デコピンが開幕戦を救う)」の絵本の出版を発表し、収益を保護犬のシェルターを運営するNPO支援に活用することを明かした。
こうした活動以外にも、大谷はスポンサー企業を通じて様々な取り組みを行っている。今回、財団を設立したことでさらにチャリティの場が増える可能性もありそうだ。
(Full-Count編集部)