佐藤輝明には「3冠王が見える」 掛布雅之氏が期待、DIDアワード年間大賞授賞式

年間大賞に選ばれた阪神・佐藤輝明【画像:ABCテレビ公式YouTube「虎バンチャンネル」】
年間大賞に選ばれた阪神・佐藤輝明【画像:ABCテレビ公式YouTube「虎バンチャンネル」】

3年連続の年間大賞、来年は打率3割も目標

 2025年の「DID 大同工業 presents 阪神タイガース DIDアワード」年間大賞に選ばれた阪神の佐藤輝明内野手が授賞式に臨み、3年連続での受賞に「最終的には40本打てて本当に嬉しいです」と喜びを語った。

 ABCテレビ公式YouTube「虎バンチャンネル」は毎月、ホームゲームの中から最もファンを沸かせたプレーを、DIDブランドアンバサダーを務める球団OBの掛布雅之氏とファンが選び「DIDアワード」として表彰。6つのプレーが年間大賞にノミネートされ、ファン投票の結果、10月2日のヤクルト戦で佐藤輝が達成した「40号&100打点」が選ばれた。

 授賞式の動画は23日に配信。掛布氏は下半身の使い方など「すごくバッティングの内容と形が変わってきたのかなと」と称賛した。甲子園球場は浜風などの影響で左打者に不利とされるが、佐藤輝は「本当に40本打てるとは思ってなかったというか、本当に厳しいので」とコメント。続けて「引っ張りだけでは厳しいというのがあったので、外の球はレフトに強い当たりを打てるように、というのは意識してやってましたね」と、自身の打撃スタイルの変化を語った。

 掛布氏は「今年の首位打者も3割ちょっとですよ。それで僕、佐藤選手の3冠王というものが見える来年のシーズンを感じるんだけど」と話し、球団ではランディ・バース氏以来の3冠王獲得に期待を寄せた。佐藤輝は「しっかり3割というの目標に、リーグ連覇と日本一目指して頑張ります」と意気込んでいた。

 年間大賞の投票結果は、2位が90票で森下翔太外野手の「神の手ホームイン」(7月2日・巨人戦)、3位は83票で石井大智投手の「38試合連続無失点」(8月9日・ヤクルト戦)、4位は9票で村上頌樹投手の「自身初マダックス」(5月10日・中日戦)、5位は5票でデュプランティエ投手の「来日初完封」(6月19日・ロッテ戦)となった。

 佐藤輝は3年連続の年間大賞を受賞。自身初の40号&100打点は、阪神では2010年のクレイグ・ブラゼル氏以来15年ぶり。日本選手では2005年の金本知憲氏以来、生え抜き選手では1985年の掛布氏以来となる記録となった。初の本塁打王と打点王を獲得し、チームを優勝に導く飛躍の1年となった。

【DID 大同工業 presents 阪神タイガース DIDアワード】
○授賞式が公開されたYouTube番組はこちら https://youtube.com/watch?v=K7HMDvMhHpE&si=XD5URPm7f7ikwTWa
○番組公式サイト:https://www.asahi.co.jp/toraban/
○番組公式X:https://x.com/abc_toraban/status/1992566748978278752

【実際の動画】佐藤輝明の“変化”を掛布雅之氏が指摘 DIDアワード年間大賞を祝福

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