大谷翔平が“家族ロゴ”に込めた思いとは 節目に滲む深い愛情「変化を映す鏡」

「SHOHEI OHTANI FAMILY FOUNDATION」を設立
ドジャース・大谷翔平投手は21日(日本時間22日)、ファミリー財団「SHOHEI OHTANI FAMILY FOUNDATION」を設立したことをインスタグラムで発表した。話題を呼んだ1つは、自身と真美子夫人、長女、愛犬デコピンと思われる財団のロゴだった。LAメディアは大谷から“家族愛”を感じ取ったようだ。
大谷はストーリーズ機能にて財団設立を明かした。公式ホームページには理念が掲げられ、「私たちの使命は、子どもたちが運動を続け、健やかに生きることを後押しする取り組みに資金を提供することで、より健康で幸せなコミュニティをつくることです。あわせて、救助・保護・ケアを必要とする動物たちを守り支えるプログラムも支援します」とした。
ドジャース専門メディア「ドジャース・ビート」は23日(同24日)に財団についての分析記事を掲載し、理念は「オオタニがこれまで大切にしてきた2つのテーマを端的に示している」とした。大谷は過去に全小学校にグラブを6万個寄贈するなど、子どもの繋がりを大切にしてきた。また、愛犬デコピンも溺愛しており、ロサンゼルス山火事の際にも動物保護を謳っていた。
そして「“Family(家族)”という言葉には、かなりの意味が込められている」とも見ている。同メディアは2024年2月の真美子夫人との結婚発表から振り返り、昨年末の妊娠発表にはエコー写真などに加え、デコピンが映った写真を投稿した。また今年4月の長女誕生の際には「娘の小さな足とデコイが並んで写っていた」と、家族とのつながりに注目した。
こうしたことを踏まえ、“家族”ロゴが「物語るものは大きい」と見る。「かつては野球にすべてを捧げる修道士のような生活で知られた選手が、いまはプロとしてのキャリアを持つ妻、生まれたばかりの娘、そしてチームのマスコットのような存在になった犬と共に、“家族の一員としての自分”を前面に出している。『Shohei Ohtani Family Foundation』は、その変化を映す鏡のように見える」と感銘を受けていた。
(Full-Count編集部)