巨人の“スカスカ”残り「11」 大量18人が自由契約…助っ人も3人、気になる補強の行方

オコエやグリフィンが自由契約に…ドラフトは6人を支配下指名
日本野球機構は2日、保留選手名簿と自由契約選手を公示した。12球団別で最多の自由契約となったのは、巨人の18人。自ら選んだオコエ瑠偉外野手やフォスター・グリフィン投手らが含まれた。現在の支配下枠は「59」となった。
今季セ・リーグ3位に終わった巨人だが、このオフは過渡期を迎える。不動の4番として活躍してきた岡本和真内野手がポスティングシステムによるMLB移籍を目指している。メジャーも注目するスラッガーの去就が、チーム編成に大きな影響を及ぼすことになる。
そんな中で11月14日、日本ハムから自由契約となった北浦竜次投手を支配下で迎え、ファーム2冠王でソフトバンク戦力外となった板東湧梧投手を育成契約で獲得。さらに、27日には日本ハムから国内フリーエージェント権を行使していた松本剛外野手も補強。打線に厚みをもたせている。
また、今年のドラフト会議では投手を中心に指名した。1位・竹丸和幸(鷺宮製作所)から3位までがピッチャー。4位には東都大学リーグで史上25人目の通算100安打を達成した皆川岳飛(がくと)外野手(中央大)を指名。4~6位は野手に切り替えている。
ここまでのオフシーズンを振り返ると、現在保留者名簿に記載されている53人に加え、新人選手6人を加えて計59人が支配下となる見込み。70人の枠まで十分に余裕を残している。12月には現役ドラフトなどが控え、助っ人もまだ3人のみと、やりくりができる状況だ。果たして、今後はどのように戦力を整えていくだろうか。
(Full-Count編集部)