大谷翔平、WBCでは二刀流封印か「DHのみなら」 ド軍監督が見解「投げないでしょう」

おはようロバーツに出演し、大谷の起用法に言及
ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は「ABEMA」のインタビュー企画「おはようロバーツ」に出演し、来年3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)での大谷翔平投手の起用法について見解を明かした。ロバーツ監督は「実戦形式では投げないでしょう」と、WBCでは打者のみでの出場になる可能性が高いと語った。
懸念されるシーズンへの影響について、ロバーツ監督は「指名打者のみでの出場なら問題ありません」と言及。来季は開幕から二刀流での活躍が期待されているが「翔平は日本代表の期間中ブルペンで投げることになります」と、番組の中で大会期間中の投手としての調整法についてふれた。続けて、「できるのはそれくらい。実戦形式では投げないでしょう」と、大会での登板は見送られる見通しを語った。
大谷がドジャースで投手として開幕を迎えるのは初めてとなるため、球団も慎重になっている様子。ロバーツ監督は「実戦形式での投球はドジャースの春季キャンプでやるので、WBCではバッティングを行いつつブルペンで練習を行います。投手ではWBC終了後、ドジャースに戻って打者と対戦。試合での登板を通じて準備していきます」と、指揮官や球団スタッフを見守るなかで二刀流の準備を進めていくスケジュールを明かした。
大谷はWBC開幕まであと100日となった11月24日(同25日)、自身のインスタグラムを更新し、WBC出場を表明。前回2023年大会の侍ジャパンでの写真を掲載し、「日本を代表して再びプレーできることを嬉しく思う」と、WBCへの意欲を示していた。
(Full-Count編集部)