侍J井端監督、大谷翔平の二刀流は「自分としては両方行ってほしい」 打順にも言及

「NXグループ×侍ジャパン野球教室」で子どもと触れ合った
野球代表「侍ジャパン」の井端弘和監督が7日、埼玉県さいたま市内にあるNIPPON EXPRESS浦和ボールパークで「NXグループ×侍ジャパン野球教室」に参加した。イベント終了後には取材に応じ、来年3月の第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向けて言及した。
井端監督はこの日、金子誠ヘッドコーチ、梵英心内野守備・走塁コーチ、日本通運野球部の選手らとともに約100人の子どもたちと触れ合った。青空の下、身振り手振りを交えながら“未来の侍戦士”に指導を行った。
イベント後には囲み取材に応じ、来年3月のWBCに向けて言及。出場を表明したドジャースの大谷翔平投手について「非常にありがたい。世界最高峰の選手。加わってくれること、ありがたい」と感謝した。起用法については「自分の考えは当然(投打)両方いってほしいと思うけど、来季に向けて体動かしてないので、こちらから言うことはない」と話した。
大谷は11月24日(日本時間25日)に自身のインスタグラムを更新し、WBC出場を表明。「日本を代表して再びプレーできることを嬉しく思います」と綴っていた。WBCの1次ラウンドでプールCに入っている侍ジャパンは同6日にチャイニーズ・タイペイと初戦を迎え、7日に韓国、8日にオーストラリア、10日にチェコと対戦する。
二刀流を解禁するかどうかで今後のメンバー選考に影響がある。「ピッチャーやるかやらないかでは、投手確保しなくてはいけなくなる」と両方でプランを立てている。また、打順については「他の選手との兼ね合いあるが、1打席でも多くとも考えている。上位は間違いない」と話した。
(Full-Count編集部)