“大谷ライバル”に4年150億円超オファー 動き出した意外な球団…大台は過去にたった一例

シュワーバーは今季56HR&132打点の2冠
メジャー球団の幹部が集まり、移籍交渉などを行うウインターミーティングが7日(日本時間8日)からオーランドで開幕した。米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者はこの日、FA注目選手のカイル・シュワーバー外野手に巨額オファーがあったことを報じた。
同記者によると、シュワーバーに契約を提示したのは、今季ナ・リーグ中地区最下位に沈み、10年連続プレーオフ出場を逃すパイレーツだった。「このオファーはほぼ間違いなく1億ドル(約155億円)を超える額」だという。もっとも、「パイレーツがシュワーバーを獲得する可能性は依然として低い」とも指摘する。
シュワーバーを巡っては、今季まで所属していたフィリーズが最有力の移籍先とされる。他にもメッツ、地元のレッズが狙っているとの報道もある。同メディアによる契約予想で、シュワーバーは5年1億4500万ドル(約224億円)と目されているが、パイレーツは過去に1億ドル以上の契約を提示したのは一度だけ。ブライアン・レイノルズ外野手(1億675万ドル)だけだった。
32歳のシュワーバーは今季、ドジャース・大谷翔平投手を1本上回る56本塁打を放ち、132打点と合わせて2冠を手にした。MVP投票では自己最高位の2位。年齢を踏まえて最後の大型契約を手にする最後のチャンスと見られるなか、果たして希望するメガディールを獲得できるだろうか。
(Full-Count編集部)