ド軍に“4人目の侍”の可能性も 報じられた最新情報、電撃放出は「安売りになる」

カージナルスのラーズ・ヌートバー【写真:ロイター】
カージナルスのラーズ・ヌートバー【写真:ロイター】

ヌートバーにトレード放出の可能性も「安売りになってしまう」

 カージナルスが今オフにラーズ・ヌートバー外野手をトレード放出する可能性は低いようだ。米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」が7日(日本時間8日)に伝えた。

 ヌートバーは5年目の今季、自己最多135試合に出場して打率.234、13本塁打、48打点をマークした。チームはソニー・グレイ投手をレッドソックスへトレード放出するなどチーム再建の真っ只中。2023年WBCで日系メジャーリーガーとして選出され、まだ28歳と若い外野手については、大谷翔平、山本由伸、佐々木朗希の日本人3投手が所属するドジャースも獲得候補と報じられていた。

 しかし、ヌートバーのトレード放出は“今”ではないようだ。10月に両足かかとを手術。来季開幕に間に合うかは現時点では不透明だ。仮に今オフに放出するとなれば、「安売りになってしまうのは明白」だ。

「カージナルスとしてはヌートバーを当面は手元に置いて、2026年シーズンの前半に復調できるかどうかを見極めるのは理にかなっている。したがって、トレード期限での移籍の方が、より現実的かもしれない」

 通算353本塁打を誇るノーラン・アレナド内野手やウィルソン・コントレラス内野手をトレードすればチーム総年俸を削減できるが、今季年俸295万ドル(約4億6000万円)だったヌートバーは金銭的なプレッシャーもかからない。これも残留の理由となりそうだ。

(Full-Count編集部)

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