エ軍レンドン、来季は“不在”前提 年俸59億円の契約最終年…GM「話し合いを継続」

19年オフに7年約380億円の大型契約も相次ぐ怪我で不良債権化
エンゼルスのペリー・ミナシアンGMが8日(日本時間9日)、米フロリダ州オーランドで開催中のウインターミーティング会場で取材に応じ、アンソニー・レンドン内野手の来季契約について言及。引退を含む様々な可能性について話し合いを続けているものの、「現時点で話せることはない」とした。
2019年にナショナルズのワールドシリーズ制覇に貢献したレンドンは、FAとなった同年オフに7年2億4500万ドル(約380億円)の大型契約を結んでエンゼルスに移籍。だが、コロナ禍や度重なる故障などが重なり、期待に見合った活躍ができていない。今季は股関節手術で出場試合はゼロに終わった。
ミナシアンGMはレンドンと会話を続けており、股関節手術後のリハビリに励んでいることは確認しているが、今後の去就について近日中に「何も決まらない可能性もある」と示唆。その上で「来季も彼がプレーできない場合に備えて準備を進めている」とし、三塁手の補強に動いていることを明かした。
三塁手の補強については、マイナー選手の昇格、他選手のコンバート、トレードなどの選択肢に加え、海外選手補強の可能性も示唆。「特定の個人については話せない」としたが、日本から岡本和真内野手や村上宗隆内野手が市場に出ていることは承知しており、「海外選手についても調査している」と語った。
(Full-Count編集部)