DeNAが“異色経歴”の外野手と合意か、米記者報道 オプション付2年契約、ケイらが退団

ジョン・モロシ記者が伝えた
DeNAが新助っ人としてクーパー・ハメル外野手と合意したと8日(日本時間9日)、「MLBネットワーク」のジョン・モロシ記者が伝えた。ハメルを巡っては韓国プロ野球(KBO)行きの噂も報じられていた。
ハメルは2022年にダイヤモンドバックスでメジャーデビュー。その後は毎年移籍を繰り返し、今年はオリオールズとアストロズで37試合に出場。打率.170、3本塁打、OPS.571だった。メジャー通算では119試合で打率.163、6本塁打、OPS.543にとどまるが、3Aでは374試合で打率.286、49本塁打、出塁率.422、OPS.920と好成績を残している。
31歳のハメルは身長5フィート9インチ(175センチ)、体重198ポンド(89キロ)と大柄な体格ではない。一方で元々は捕手としてドラフトされており、メジャー1年目は18試合に捕手として出場。今季はピッチャーとしても登板するなど、外野を含めて高い汎用性を誇る。
DeNAはこのオフにアンソニー・ケイ投手、タイラー・オースティン内野手らが自由契約となった。新たにホセ・ルイーズ投手と契約していたが、助っ人野手の補強は急務だった。