大谷翔平との「素晴らしい経験」 そばで堪能した“トラウタニ”の衝撃、エ軍監督の想い

取材に応じるエンゼルスのカート・スズキ新監督【写真:上野明洸】
取材に応じるエンゼルスのカート・スズキ新監督【写真:上野明洸】

大谷&トラウトとプレーした新指揮官「本当に素晴らしい経験だった」

 エンゼルスのカート・スズキ監督が、8日(日本時間9日)に米フロリダ州オーランドで開催中のウインターミーティング会場で会見を行った。日系3世の新指揮官は、マイク・トラウト外野手と大谷翔平投手とともにプレーした現役時代を振り返り、「本当に素晴らしかった」と回想した。

 スズキ監督は、2021年にエンゼルスに加入し、大谷とはバッテリーも組んだ。メジャー通算16年間で1632試合出場し、2022年に現役を引退。その後は、ペリー・ミナシアンGMの特別補佐を務めていた。

 エンゼルスでプレーした際には、トラウトと大谷というメジャーを代表する選手が在籍。トラウタニとも呼ばれた2人とともにプレーしたことについて、「私は彼ら両方と一緒にプレーしたよ。グレートなことだと思ったよ。世界最高の2人が同じチームでプレーしていたんだからね。私は彼らと一緒にプレーする機会を得ることができた。本当に素晴らしい経験だと思うし、日常的に(彼らと)一緒に過ごせたことは間違いなく特別なことだ」と語った。

「彼らの関係は楽しかった。ショウヘイは面白くて、トラウトも楽しんでいる。彼らはお互いをからかうんだ。そして、彼らはお互いを刺激し合って成長していた。それを間近で目撃できたことは本当にクールな体験だったよ。あの対決以降、(大谷がトラウトを)からかう権利を得たかもしれなないね」

 来季開幕前には、第6回WBCも行われる。前回大会では、決勝戦で大谷がトラウトから三振を奪って優勝を決める名シーンが生まれた。「皆さんも見ましたよね? 大谷なら三振に取れない選手なんていないと思う。素晴らしい対決だったし、クールだと思った。世界最高の選手2人がWBC決勝戦で対戦するなんて、これ以上のことはないね」とニコリと笑った。

(Full-Count編集部)

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