107億円ディアスの裏で…ド軍が獲得した“大物” 米記者が報じた「今オフの大補強」

元ツインズ監督のバルデリ氏がドジャースに加入、米記者報道
ドジャースが行った“大物補強”が米記者によって明らかになった。ツインズ地元紙「スター・トリビューン」のボビー・ナイチンゲール記者は9日(日本時間10日)、自身のX(旧ツイッター)で、今季ツインズの監督を務めたロコ・バルデリ氏がドジャースのフロントに加入すると報じた。
ツインズ番記者のナイチンゲール記者は「ドジャースの今オフにおける別の大補強」と題して、「元ツインズの監督であるロコ・バルデリがフロントオフィスに加入。またアンドリュー・フリードマン(編成本部長)とつながることになる」とSNSで言及。フリードマン編成本部長の特別補佐になる見通しを伝えた。
米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」もこの件に言及。記事によると、バルデリ氏は現役時代の大半をレイズで過ごし、引退後もコーチとしてチームに在籍。当時フリードマン編成本部長もレイズのフロントオフィスに所属しており、この時に“接点”が生まれたようだ。
バルデリ氏は今季ツインズの監督を務めたが、70勝92敗でア・リーグ中地区4位に終わった責任を問われ監督を解任された。ただ2019年をはじめ3度の地区優勝を果たすなど、監督としての手腕を評価する声は高く、ワールドシリーズ3連覇を目指すドジャースを裏方としてサポートする。
同じく9日(同10日)に、複数の米メディアがメッツからFAとなっていたエドウィン・ディアス投手がドジャースと契約合意に達したと報道。「ESPN」のジェフ・パッサン記者によると3年6900万ドル(約107億円)の契約になる見込みだという。ディアス契約の裏で、ドジャースは強力な“裏方”の獲得にも成功したようだ。
(Full-Count編集部)