ド軍移籍で“唯一の不安”「どうなるんやろ」 107億円で大物獲得も…ファンが懸念するワケ

ドジャースが獲得報道のディアス、移籍でお馴染みの“儀式”は…!?
“最強守護神”ドジャース加入の電撃報道は日米から多くの注目を集めた。9日(日本時間10日)、ドジャースがメッツからFAとなっていたエドウィン・ディアス投手と契約合意したと複数の米メディアが報じた。ドジャースに加わる新戦力に期待が高まる一方、MLBで有名な“儀式”の行方を気にするファンも多かった。
160キロを超える直球、鋭いスライダーを武器に、メジャー9年間(マリナーズ、メッツ)で通算253セーブを記録しているディアス。マリナーズでプレーした2018年には57セーブで、ア・リーグの最優秀救援投手賞を受賞した。今季は62試合に登板して6勝3敗23セーブ、防御率1.63。今オフはFAの目玉選手として注目を集めていた。
また、トランペットの音色とともにブルペンからマウンドに向かうディアスの登板シーンは、メジャーの“風物詩”の1つ。ティミー・トランペットの名曲「Narco」が鳴り響くと、スタンドの熱気は最高潮となり、相手チームを圧倒する。
ディアスのドジャース移籍で、ファンが懸念しているのは、メッツで親しまれてきたこの“儀式”が継続されるかどうか。米メディアの獲得報道以降、ファンは「トランペット聴けるんか?」「どうなるんやろ」「トランペット聴けるならアツすぎ」「絶対やって欲しい」「LAで鳴り響くのが待ち遠しい」「トランペット奏者を雇わねばドジャースさん」などと、SNSにコメントを寄せていた。
ドジャースからの正式発表はまだだが、「ESPN」のジェフ・パッサン記者は、3年6900万ドル(約107億円)の契約が見込まれていると伝えており、リリーフ投手としては年平均で史上最高額になるという。