WBC米国代表が誇る“169”に戦慄「意味分からん」 実現した「3/4」に日本ファン騒然

米国代表としてWBCに参戦予定のカル・ローリー、カイル・シュワーバー、アーロン・ジャッジ【写真:荒川祐史、ロイター】
米国代表としてWBCに参戦予定のカル・ローリー、カイル・シュワーバー、アーロン・ジャッジ【写真:荒川祐史、ロイター】

ジャッジ、ローリー、シュワーバーが米国代表としてWBCに出場

“大谷ライバル”の参戦表明で、米国代表がさらにスケールアップを果たした。野球米国代表は9日(日本時間10日)、来年3月に開催される第6回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に、カイル・シュワーバー外野手(フィリーズFA)が出場すると発表。ナ・リーグ本塁打王が加わった米国打線は、侍ジャパンにとって大きな脅威となりそうだ。

 大谷翔平投手(ドジャース)とタイトル争いを繰り広げたシュワーバーは、56本塁打132打点でナ・リーグ本塁打と打点の2冠を獲得。60本塁打125打点でア・リーグの2冠(本塁打と打点)に輝いたカル・ローリー捕手(マリナーズ)、53本塁打114打点でア・リーグMVPを受賞したアーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)も出場を決めており、今季メジャーで50本塁打以上を放った4人のうち3人が米国代表として名を連ねることになる。

 この3人が今季放った本塁打の合計は169発。世界一に向け、MLBを代表する長距離砲を揃えた米国代表に、日本ファンは戦々恐々。SNSには「恐ろしや」「史上最高打線」「オールスターやん」「意味分からん」「WBC優勝確定だろ」といった声が寄せられていた。

 ジャッジ、ローリー、シュワーバーとともに50本塁打以上を放ったもう1人は、ドジャースのワールドシリーズ連覇に貢献した大谷。打者としてリーグ2位の55本塁打を放ち、投手としても14試合に先発し二刀流として躍動した。4人のうち1人が侍ジャパンにいる事実は、頼もしくもあり、改めて大谷の偉大さを感じさせる。

 今大会の優勝候補筆頭にあげられる米国代表。侍ジャパンを含め、世界一を目指すチームにとって、米国の超強力打線を封じ込めることは“必須条件”となりそうだ。

(Full-Count編集部)

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