3度の“戦力外”→4度目の入団…恩師に直訴した「助けてください」 語った古巣への思い

日本ハムに移籍したヤクルト時代の西川遥輝【写真:小池義弘】
日本ハムに移籍したヤクルト時代の西川遥輝【写真:小池義弘】

日本ハム時代の同僚、杉谷拳士氏のYouTubeに出演

 ヤクルトを戦力外となり、5年ぶりに日本ハムへ復帰した西川遥輝外野手が、10日に更新された元日本ハム内野手の杉谷拳士氏のYouTubeチャンネル「熱スギヤch」に出演。“古巣”への思いを告白した。

 西川は2010年ドラフト2位で日本ハムへ入団以降し、2021年まで11年間プレー。同年オフにノンテンダーとして自由契約となり、2022年からは楽天で2年間に所属後に戦力外。2024年から今季まではヤクルトで過ごした。

 心境を問われた西川は「3回目なんでね。戦力外って言うんですかね。入団は4回目。こんな嬉しいことないすよね」と笑顔。「帰ってきましたみたいな気分」と古巣への復帰を喜んだ。

 西川は2軍戦でのシーズン最終戦が日本ハムとの対戦で、日本ハムの栗山英樹チーフ・ベースボール・オフィサーに挨拶した際に「助けてください。1年でもいいから、何でもいいから。育成でも何でもいいから野球やらせてください」と“直訴”したことを告白。その際、試合前練習での会話で「涙がでてきた」と明かし、その後、オファーの連絡が届いたという。

 ヤクルトから戦力外を伝えられた際には引退試合を打診されたが、現役にこだわり、その場で丁重にお断りしたという。所属のないまま約1か月を過ごした上での古巣復帰実現。「野球をやれるんだっていうか、ファイターズに戻れるんだっていう。そこがすごい嬉しくて」と偽りのない心境を吐露した。

 5年ぶりに袖を通す日本ハムのユニホーム。「(自分がいた当時からチームは)もう丸っきし変わっていますけど、そこに新しい風をね、吹き込んだのが新庄さんなんで。その新庄野球にちゃんとついていかないといけないなっていう感じですね」と意気込みを語った。

【実際の映像】神妙な面持ちで心境を吐露…西川遥輝が元同僚に明かした5年ぶり古巣復帰の“本音”

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