古田敦也氏＆辻発彦氏が絶賛も…中田翔氏ががまさかの「1点」　対象結果が生まれたワケ

「ファインプレー審議委員会」に中田翔氏が出演

　パーソル パ・リーグTV公式YouTubeで、フルタの方程式【古田敦也 公式チャンネル】との第2弾コラボ動画を公開中だ。5月に公開されたコラボ動画の大きな反響を受けて実現した第2弾。前回に引き続き「ファインプレー審議委員会」と題して、2025シーズンのパ・リーグのプレー映像をもとに、一般的にファインプレーとされるプレーが、守備の名手たちから見て“真のファインプレー”であるか、厳しく審議している。

　5人の“審議委員”それぞれが、各プレーを0～3点で評価し、合計得点で「NOTファインプレー」（0～8点）「ファインプレー」（9～11点）「スーパーファインプレー」（12～15点）を判定する企画。序盤に練習問題の一つとして出題されたのは、ゲスト出演した日本ハムOB・中田翔氏の現役時代の「バント処理」だった。

　2016年8月14日に行われた楽天戦、日本ハムが1点リードで迎えた9回無死二塁の場面だ。打者が犠打を試みると、打球は一塁方向へ。猛チャージをかけた一塁手の中田氏は素早く捕球し、回転して三塁へ送球。タッチプレーのケースでストライク送球を見せ、見事に二塁走者をアウトにした。

　このプレーは計9点を獲得し「ファインプレー」に認定。3点中2点をつけた古田敦也氏は「俺がいったるでという姿勢が出ている素晴らしいプレー」、辻発彦氏も「左回りしないと強い球が投げられないから」と送球まで考えた捕球の入り方を高評価した。

　一方で「『来い来い』と常に思っていたので、だいぶチャージもかけていました。ピッチャー前でも自分が取りにいくスタイルで前に突っ込んでいて、捕りやすいボールが転がってきた」と振り返った中田氏。積極性は常に心掛けていることだったため、このプレーには1点と厳しめに自己評価をつけていた。