ド軍ディアス獲得に暗躍…自らもFAなのに「伝説だ」 貢献した“人気者”にLA感激

メッツからドジャースに移籍するエドウィン・ディアス 【写真:ロイター】
メッツからドジャースに移籍するエドウィン・ディアス 【写真:ロイター】

ディアスとはWBCプエルトリコ代表で共闘

 ドジャースは12日(日本時間13日)、メッツからFAとなっていたエドウィン・ディアス投手の獲得を正式発表した。通算253セーブを誇る守護神入団の裏には、チームのムードメーカーの存在があったようだ。

 31歳のディアスは160キロを超える直球、鋭いスライダーを武器に、現役選手では3番目となる通算253セーブを誇る。今季はメッツで62試合に登板して6勝3敗23セーブ、防御率1.63の成績だった。3年6900万ドル(約107億円)の契約はリリーフ投手としては年平均で史上最高額となる。

 一方、ドジャース専門サイト「ドジャー・ブルー」のマシュー・モレノ氏は、自身のSNSでディアスの入団会見時の様子を紹介。「ドジャースと契約する前、キケ(エンリケ・ヘルナンデス内野手)と話をしたとディアスが語った。キケからドジャースについてたくさんの素晴らしい話を彼は聞いた」と入団への経緯を明かした。2人はメジャーで同じ球団に所属したことはないが、2017年と2023年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でプエルトリコ代表としてプレーした間柄だ。

 キケの影での活躍にSNSでは「キケは依然として伝説だ」「キケGM」「ドジャースよ、キケと再契約せよ」「キケは生涯ドジャースの選手だ、以上」「キケ代理人」「さすがや~」「サンキューキケ」「キケは引退後にドジャースのスカウト部門に就職や」「キケ何を伝えたんだろ」などの声が相次いだ。キケ本人も現在はFAという立場で、オフの左肘手術の影響で再契約は遅れるとの見通しもあるが、来季は同じチームでプレーすることが叶うだろうか。

【画像】ディアス獲得に“尽力” キケがオフに“接触”した場面

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