あと2死で逃した世界一…Bジェイズが費やした450億円 打倒ド軍へ、“大補強”展開

ブルージェイズのナイン【写真:荒川祐史】
ブルージェイズのナイン【写真:荒川祐史】

シーズ、ポンセ、ロジャース…投手を積極補強

 ブルージェイズはメッツからFAとなっていたタイラー・ロジャース投手と3年3700万ドル(約57億6500万円)、相互オプションを付きで最大4年4800万ドル(約74億7900万円)の契約に合意したと米スポーツ専門メディア「ジ・アスレチック」のケン・ローゼンタール記者が伝えた。今オフ、積極補強が相次いでいる。

 ロジャースは通算420登板を誇るタフネス右腕。今季はジャイアンツ、メッツでプレーし、81試合に登板。4勝6敗32ホールド、防御率1.98という好成績を残した。5年連続60登板以上をマークしている。

 ブルージェイズは今年、ワールドシリーズに進出したが、王手をかけてから2連敗を喫し、第7戦でドジャースの前に涙を飲んだ。オフには積極補強を敢行。パドレスからFAとなったディラン・シーズ投手と7年2億1000万ドル(約327億2000万円)で契約を結んだ。

 さらにKBOで無双していた元日本ハムのコディ・ポンセ投手と3年3000万ドル(約46億7400万円)で契約に合意。シェーン・ビーバー投手も1600万ドル(約24億9300万円)の選手オプションを行使し残留を決断した。オフに入り、補強を続々敢行。昨季逃した世界一の奪還、そして打倒ドジャースへ――。すでに450億円ほどを費やしている。

(Full-Count編集部)

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