楽天、203センチ大型野手マッカスカー獲得　今季3Aで22HR…「できることは何でもする」

2024年にマイナーで19HR→今季は3Aで22発…「できることは何でもする」

　楽天は14日、カーソン・マッカスカー外野手の獲得を発表した。今季3Aで22本塁打を放った大砲候補で、マッカスカーは球団を通じて「自分と家族にとって、とても新しいこの場所で、心から愛している野球をプレーできることを大変光栄に思います」と意気込みを明かした。

　28歳のマッカスカーは大学卒業時にはドラフト指名されず、2021年と2022年は独立リーグでプレーした苦労人。2023年6月にツインズとマイナー契約を結ぶと、昨季は2Aと3Aで計123試合出場し、打率.282、19本塁打、OPS.841をマーク。今季は3Aの106試合で打率.246、22本塁打を記録。5月にはメジャーデビューを果たした。

　しかし、メジャーでは16試合で打率.172、0本塁打1打点、OPS.372と結果を残せず、12月10日（日本時間11日）にアジア球界でプレーするためにリリースされていた。マッカスカーは「この素晴らしい文化の中に身を置き、多くのことを学べるのを楽しみにしています。この偉大な球団のチームメイト、スタッフの皆さん、そしてファンの皆さまに、勝利のために全力で努力し、できることは何でもするという強い気持ちをお伝えしたいです」と、コメントを残した。

　身長203センチ、体重113キロの“大型野手”。楽天の助っ人野手は現状、来季が2年目を迎えるスティーブン・ボート内野手、オスカー・ゴンザレス外野手の2人、このオフはマイケル・フランコ内野手が退団していた。マッカスカーが持ち味のパワーを発揮し、チーム浮上に貢献できるだろうか。

（Full-Count編集部）