劇勝に安堵の主砲…0.5差肉薄の値千金打、泥だらけの激走 後半戦に生まれた“ミラクル”

「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeが動画を公開【画像:パーソル パ・リーグTV】
「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeが動画を公開【画像:パーソル パ・リーグTV】

「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeが動画を公開

 ソフトバンクの日本一で幕を閉じた2025シーズンのプロ野球。残り1か月を切った今年を振り返るのにぴったりな「2025年後半戦 歓喜のサヨナラ勝ち特集【Supported by 三和シヤッター】」が、パーソル パ・リーグTV公式YouTubeチャンネルに登場。2025シーズン後半戦のサヨナラゲームをまとめた動画が公開された。

 2025年のパーソル パ・リーグを振り返るにあたって、日本一に輝いたソフトバンクとリーグ2位・日本ハムの熱戦は欠かせない。エスコンフィールドで行われた8月24日の試合。日本ハムの連勝で迎えた3連戦の3戦目は、日本ハムの伊藤大海とソフトバンクのリバン・モイネロによる投手戦となり、0対0のまま延長10回を迎えた。10回1死満塁のチャンスで奈良間大己内野手が、鷹の守護神・杉山一樹投手から二遊間を抜けていくサヨナラタイムリー。首位のソフトバンクに0.5ゲーム差に迫る、サヨナラ勝利だった。

「2025 パーソル クライマックスシリーズ パ」ファイナルステージ第1戦もサヨナラで決着した。1対1の延長10回、1死満塁でソフトバンク・山川穂高内野手が初球打ち。高く跳ねた打球がサードの頭を超えていき、ソフトバンクに軍配が上がった。喜ぶチームメイトの輪のなかでヒーローのホッとした表情も印象的だ。

 サヨナラゲームというと、打ったバッターの勝負強さに目が行くが、本塁を狙うランナーの走りっぷりにも注目。8月5日・楽天対オリックスは両チーム無得点のまま延長戦へ。11回2死二塁で黒川史陽内野手がライト前へ弾き返すと、二塁走者・武藤敦貴外野手もスタート。前進守備の外野からすばやく返球されるが、勝ったのは頭から滑り込んだ武藤。ヘルメットを飛ばしながら拳を突き上げ、白い歯を見せた。泥だらけのユニフォームも勲章だ。

 9月17日、楽天対日本ハムの延長11回。2死一塁の場面で楽天のルーク・ボイト内野手がセンターへ大きな打球を放つと、代走・小深田大翔内野手が一塁から激走。俊足の小深田とわかっていても、あっという間にホームへ到達する韋駄天ぶりはお見事。公開中の動画ではほかにもオリックス・頓宮裕真捕手のサヨナラ3ラン、西武・外崎修汰内野手のサヨナラタイムリー、楽天・小郷裕哉外野手の球団通算2000号ホームランなど、見たら元気をもらえる劇的な勝利がぎゅっと詰まっている。

【実際の映像】蘇る興奮…泥だらけの激走、値千金の守護神打ち 後半戦に生まれたサヨナラ劇

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