ロッテ、元DeNAのジャクソン獲得を発表 今季10勝の即戦力…サブロー監督「本当に頼もしい」

ロッテが獲得を発表した前DeNAのアンドレ・ジャクソン【写真:古川剛伊】
ロッテが獲得を発表した前DeNAのアンドレ・ジャクソン【写真:古川剛伊】

ジャクソンは今季、10勝7敗、防御率2.33の好成績

 ロッテは18日、元DeNAのアンドレ・ジャクソン投手の獲得を発表した。2025年シーズンは、25試合に先発して10勝7敗、防御率2.33。DeNAでの2年間で18勝をあげた助っ人右腕が、最下位からの巻き返しを図るチームに加わった。

 ジャクソンは球団を通して「私と家族にとって日本で過ごせる日々は、大きな恵みとなっています。これから千葉で始まる新たな一章をとても楽しみにしています。リーグ優勝、そして日本一を勝ち取るために全力で貢献したいです。チームメイトやファンの皆さんとの絆を築いていけることにワクワクしています。Let’s go Marines!」と、ファンに意気込みを届けた。

 29歳のジャクソンは2024年からDeNAでプレー。来日1年目は8勝7敗、121奪三振、防御率2.90で、チーム2位の勝ち星を記録した。2年目の今季もチーム2位の10勝をあげ、109奪三振、防御率2.33。2年間で50試合に先発し、293回2/3を投げて先発ローテーションの一角を担ったが、今月2日、保留選手名簿から外れ、自由契約選手として公示されていた。

 来季から指揮を執るサブロー監督は、ジャクソンについて「日本では今年までの2年間で293イニング以上、投げるなど実績十分で年間を通してローテーションを支えるピッチャーとして期待をしています。空振りがとれる威力のあるストレートと多彩な変化球が武器でチェンジアップは変化も非常に大きく、さらにマリンの風を味方につければ、打たれることはなかなかないと思っています。ローテーションの軸となるような先発投手の獲得を目指していた中で、本当に頼もしい選手が加わってくれたと思っています」とコメントを寄せた。

 ロッテは今季、56勝84敗3分で最下位。チームの勝ち頭は種市篤暉投手の9勝と、即戦力先発投手の補強は課題の一つとなっていた。加入するジャクソンには、手薄な先発陣をけん引する働きに期待がかかる。

(Full-Count編集部)

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