フェンス恐れず爆速スライディングキャッチ 慣れない地方球場で…OB絶賛の“満点好捕”

ソフトバンク・周東佑京【写真:小池義弘】
ソフトバンク・周東佑京【写真:小池義弘】

「ファインプレー審議委員会」に岡田幸文さんが出演

 パーソル パ・リーグTV公式YouTubeにて、フルタの方程式「古田敦也 公式チャンネル」との第2弾コラボ動画を公開中だ。今年5月に公開されたコラボ動画の大きな反響を受けて実現した第2弾。今回も、前回に引き続き「ファインプレー審議委員会」と題して、2025シーズンのパ・リーグのプレー映像をもとに、一般的にファインプレーとされるプレーが、守備の名手たちから見て“真のファインプレー”であるか、厳しく審議している。

 5人の“審議委員”それぞれが、各プレーを0~3点で評価し、合計得点で「NOTファインプレー」(0~8点)「ファインプレー」(9~11点)「スーパーファインプレー」(12~15点)を判定する同企画。外野守備編では、8つのプレーがノミネートされたなかで、ソフトバンク・周東佑京内野手のスライディングキャッチだけが、唯一の満点評価を獲得した。

 そのプレーが生まれたのは、8月26日、青森県弘前市はるか夢球場で行われた楽天戦。両者無得点の2回、2死二塁からオスカー・ゴンザレス外野手がセンター後方に打球を放つと、打球は大きく伸びてフェンス際へ。周東は華麗なスライディングキャッチでピンチを救った。このプレーを見た現役時代に2度ゴールデングラブ賞を獲得している岡田幸文さんは「これは、地方球場というやり慣れていないところ(でのプレー)。詰まった打球なんですが、風に流されて伸びてきているし、フェンスも迫ってきているし、というなかで(ボールを)離さない」と総合的な観点から高く評価した。

 ここで、MCの南隼人さんから「フェンス際のプレーにおいて、スライディングしながらと、走り抜けながらの2つの捕り方があると思いますが、一番気を付けていたことは何ですか」と問われると、「フェンス(との距離感)を頭に入れておくこと」と岡田さん。続けて五十嵐亮太さんから「芝の色が変わるところ(アンツーカー)は意識しているんですか」という質問に対しては、「ボールを追っているから見えない」と回答し、現役時代はフェンスとの距離感を常にイメージしながら、外野守備に就いていたことを明かした。

【実際の動画】GG賞の名手が称えた“スーパープレー” 慣れない地方球場で飛び出した美技

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