ド軍、史上最高額のぜいたく税267億円 昨年から100億円増、メッツに大差…米報道

2年連続でWSを制したドジャースナイン【写真:荒川祐史】
2年連続でWSを制したドジャースナイン【写真:荒川祐史】

計9球団が対象、メッツは支払い144億5700万円

 年俸総額の規定額を超えた球団に対する課徴金(ぜいたく税)で、ドジャースが史上最高額1億6937万5768ドル(約267億2100万円)を課せられると、米スポーツ局「ESPN」のジェシー・ロジャース記者が伝えた。ぜいたく税支払いの対象となったのは昨年に続き、歴代最多タイの9球団に及んだ。

 ドジャースには10年総額7億ドル(当時1014億円)の大谷翔平投手のほか、山本由伸投手、ムーキー・ベッツ内野手らメガディールを結ぶ選手が多数在籍している。昨年も1億300万ドル(約162億4000万円)の課徴金を支払い、これまでの最高額を更新していた。

 それでもなお昨オフも大型補強を展開。ブレイク・スネル投手やタナー・スコット投手らを獲得し、年俸総額はさらに膨れ上がっていた。現行のルールでは超過が連続すると税率が上がる仕組みになっており、支払いが一気に増加した格好となった。

 ドジャースのほか、メッツ、ヤンキース、フィリーズ、ブルージェイズ、パドレス、アストロ、レッドソックス、レンジャーズが支払いの対象となった。メッツの支払額は9163万7501ドル(約144億5600万円)だが、ドジャースとは100億円以上の差が生まれた。また、米全国紙「USAトゥデイ」のボブ・ナイチンゲール記者によると、ドジャースのぜいたく税支払い額は12球団の年俸総額を上回っているという。

【一覧】ド軍は267億円、メッツでも144億円…ぜいたく税対象球団の“格差”

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