村上宗隆、ホワイトソックスと電撃契約 2年52.7億円で合意…米報道、一時は280億円との話も

日本時間23日、午前7時が交渉期限
ポスティングシステムでのメジャー挑戦を目指していたヤクルト・村上宗隆内野手がホワイトソックスと2年総額3400万ドル(約52億7000万円)で契約合意したと、米スポーツ放送局「ESPN」のジェフ・パッサン記者が21日(日本時間22日)に報じた。村上の交渉期間は22日の午後5時(同23日午前7時)までとなっていた。
村上は2022年に打率.318、56本塁打、134打点で3冠王を獲得するなど、NPB通算8年間で843安打、打率.270、246本塁打、出塁率.394、OPS.951と圧倒的な成績を残している。今季は故障でわずか56試合出場に終わったが、22本塁打をマークした。2021年には五輪で金メダル、2023年にはワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で世界一と国際試合でも力を発揮した。
米移籍大手メディア「MLBトレード・ルーマーズ」のFA選手ランキングで村上は全体4位に位置づけられ、予想契約は8年1億8000万ドル(約284億円)とメガディールが期待されていた。
しかし、村上の移籍を巡ってはなかなか情報が出ず、タイムリミットは刻々と迫っていた。20日(同21日)にはホワイトソックスが新たな移籍先候補に浮上していたが、パッサン記者によると「身体検査を通過」「契約は決まった」と伝えていた。また、起用法は一塁になる見込みだという。