「侍Jは震えている」…夢の2235億円打線が遂に完成 515億円男参戦、米ファン雪辱確信

米国代表のブライス・ハーパー、アーロン・ジャッジ、カル・ローリー(左から)【写真:ロイター】
米国代表のブライス・ハーパー、アーロン・ジャッジ、カル・ローリー(左から)【写真:ロイター】

今季27本塁打のハーパーがWBCに出場

 世界一を狙う米国代表がさらにスケールアップを果たした。ブライス・ハーパー内野手(フィリーズ)が23日(日本時間24日)、自身のSNSで、来年3月に行われるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に出場することを明かした。“最後のピース”が埋まり、史上最強ともいえる打線が完成。「メンバーエグすぎるだろ」とファンは大興奮だ。

 33歳のハーパーはMVP2度を誇るメジャーを代表するスラッガー。今季は打率.261、27本塁打、75打点、OPS.844を記録し、本塁打王に輝いたカイル・シュワーバー外野手とともにフィリーズ打線をけん引した。インスタグラムには「15歳で初めて胸にこのカラーを背負いました。あれ以上のことはない。WBCでアメリカを代表することを発表でき、興奮しています」と綴り、WBCに意欲を示した。

 米メディア「ジョムボーイ・メディア」の野球専門ポッドキャスト「トーキン・ベースボール」は23日(同24日)、公式X(旧ツイッター)で「米国代表のロースターが埋まりつつある」と米国代表の予想布陣を紹介。一塁手の人選が懸念されていたが、ハーパーの出場表明で目処が立った。

 13年3億3000万ドル(約515億円)の契約を誇るスターの電撃参戦に米ファンも「これに勝てるチームはあるの?」「素晴らしい打線」「負けるわけない」「日本人から見れば脅威」「オールスター勢揃い」などとSNSにコメントし、期待を寄せていた。

 米国代表は前回大会、決勝で日本に敗れて涙を飲んだ。今大会はア・リーグMVPのアーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)が主将を務め、ポール・スキーンズ投手(パイレーツ)とタリク・スクーバル投手(タイガース)の両リーグのサイ・ヤング賞投手も出場するなど、スター選手が次々に参戦表明。総額14億3067万ドル(約2235億円)の超豪華メンバーで世界一を目指す。

【一覧】埋まった“最後のピース” 大物が続々参戦…最強布陣で臨むWBC米国代表

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