「日本は勝てない」米国上回る3989億円軍団誕生へ 235発男でさえ「割って入れない」

マニー・マチャド、フアン・ソト、ブラディミール・ゲレーロJr.(左から)【写真:ロイター】
マニー・マチャド、フアン・ソト、ブラディミール・ゲレーロJr.(左から)【写真:ロイター】

スタメン予想の9枠が参戦表明

 2026年3月に開催されるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に向け、ドミニカ共和国代表が“史上最強”の布陣を整えつつある。新たにジャイネル・ディアス捕手(アストロズ)とフリオ・ロドリゲス外野手(マリナーズ)らが参戦表明。主力メンバーの総年俸が約4000億円に迫る超豪華軍団の誕生に、世界中のファンが「とてつもないメンバー」「米国をすべて上回っている」と戦慄している。

 ポッドキャスト番組「WBC Central」の司会を務めるショーン・スプラドリング氏が公開したドミニカ共和国の予想ラインナップには、恐ろしい顔ぶれが並んだ。メッツと歴代最高額の15年総額7億6500万ドル(約1195億円)の超巨額契約を結んでいるフアン・ソト外野手を筆頭に、ブラディミール・ゲレーロJr.内野手(ブルージェイズ)、マニー・マチャド内野手(パドレス)ら、メジャーを象徴するスターが並ぶ。

 スタメン9人の契約総額を合わせると、25億5400万ドル(約3989億円)という天文学的な数字に達する。米国代表の総額14億3067万ドル(約2235億円)を凌駕する。

 この陣容には、米ポッドキャスト番組「The Big Leagues Daily」のダン・クラーク氏も驚きを隠せない。10年3億1350万ドル(約490億円)の契約に通算235本塁打を誇るラファエル・デバース内野手(ジャイアンツ)でさえ「スタメンに割って入れないだろう」と指摘するほど、異常なほどの層の厚さだ。

 しかし、米スポーツベット予測サイト「Kalshi」が弾き出した同国の優勝確率はわずか「17%」。これほどの銀河系軍団でありながら、絶対的な本命視はされていないという衝撃の結果が出ている。1次ラウンドではベネズエラ、オランダ、イスラエル、ニカラグアと競うことになり、今大会でも過酷な組み合わせとなっている。

 この数字にSNS上のファンは騒然。「(予想は)意味がわからない」「もっと高いだろ」「ヤバすぎるチーム」と、低すぎる評価に異を唱える声が殺到した。また、最短で日本と準々決勝で激突する可能性があることから「でも日本にまた負けるかも」「最低でも日本は今年勝てないということだ」と、侍ジャパンとの激突を予想する声も上がっている。

【予想スタメン】メンバー出揃う…WBCドミニカ共和国代表 豪華すぎる顔ぶれは総額4000億円

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