逸材宝庫の日本ハム…新庄監督が認める若手は? 198cm左腕、“二刀流”の19歳ら才能ズラリ

畔柳亨丞は高卒4年目だった2025年、5試合に登板して防御率1.80
2025年の日本ハムは、シーズン最終盤までソフトバンクと熾烈な争いを繰り広げながら、目標のリーグ優勝へあと一歩及ばなかった。続投した新庄剛志監督は就任5年目となり、機は熟した。多く抜擢される若手の活躍も楽しみのひとつとなるが、ここではまだ1軍出場の少ない選手から5人の「プロスペクト」を独自に選出した。
5位に選んだのは畔柳亨丞投手。高卒4年目だった2025年、シーズン終盤に昇格して救援で5登板して防御率1.80という成績を残した。同期で同学年の達孝太、福島蓮、柳川大晟の“投手トリオ”が活躍中とあって、強気な投球が持ち味の右腕もブレークを果たしたい。
4位の浅利太門投手は、2024年ドラフト3位で明大から入団もルーキーイヤーは1軍登板なし。2軍でも18登板で防御率6.02とプロの壁に苦しんだが、来季こそ力を示せるか。同年ドラフト2位で入団した藤田琉生投手を3位に選んだ。198センチから投げ下ろす直球は威力抜群で、高いポテンシャル発揮に期待がかかる。
2位は、2025年にイースタン・リーグで最多本塁打(18本)と首位打者(打率.306)の“2冠”に輝いた有薗直輝内野手だ。1軍でも12試合に出場してプロ初安打&初打点をマークするなど飛躍の足がかりを築いた。右の大砲候補として、高卒5年目の迎える2026年は勝負の年になる。
1位には“二刀流”の柴田獅子投手を挙げる。新人だった2025年は投手として4試合に登板(3先発)で防御率2.92、1ホールド。1軍で打席に立つことはなかったが、2軍では51試合で打率.186ながら2本塁打、21打点をマークしている。まだ19歳とあって、果てしない可能性を秘めている。指揮官のお眼鏡にかなう若手たちが多ければ多いほど、悲願達成に近づいているはずだ。
(Full-Count編集部)