首位打者2度でもスタメン落ち危機 背水の7年目ドラ1は…DeNA開幕スタメン“最速予想”

DeNA・山本祐大、牧秀悟、筒香嘉智(左から)【写真:小林靖】
DeNA・山本祐大、牧秀悟、筒香嘉智(左から)【写真:小林靖】

3月27日本拠地ヤクルト戦、開幕投手は3年連続2桁勝利の東が有力か

 DeNAは5年間指揮を執った三浦大輔監督が退任し、相川亮二監督のもとで再出発する。28年ぶりのリーグ優勝を目指し、3月27日に本拠地で迎えるヤクルト戦からスタートダッシュを切りたいところ。ここでは2026年の開幕スタメンを“最速”で予想してみる。

 1番には2025年に115試合で打率.284、8本塁打、41打点とブレークした蝦名を起用した。8月中旬からリードオフマンに定着して33試合連続出塁でシーズンを終了。7年目を迎える28歳が打線を牽引する。2番は牧。2025年は故障のため8月から離脱したが、クライマックスシリーズは一塁で復帰。2026年は一塁を守る機会も増えそうだ。

 3番には、期待を込めて新外国人のクーパー・ヒュンメル外野手を据える。3Aの44試合で打率.297、13本塁打をマークした両打ちの31歳だ。さらに4番に筒香、5番に佐野と強力打者が続く。捕手は山本とし、下位は石上、林の“若手二遊間コンビ”を選んだ。

 24歳の石上は2025年終盤に遊撃のレギュラーを掴み、飛躍の足がかりを築いた。25歳の林は93試合で打率.244、2本塁打、20打点。離脱した牧の“穴”を埋める躍動ぶりだった。開幕投手は、2年ぶりに最多勝のタイトルを獲得し、3年連続2桁勝利のエース・東で異論はないだろう。

 これまで3度のベストナインを誇り、2017年と2023年の首位打者・宮崎でも定位置の“確約”はない。2025年途中に負傷離脱してから三塁は筒香が守っており、37歳は熾烈な争いを勝ち抜かなければならない。ほかにも背水の7年目を迎える2019年ドラフト1位の森、2024年にブレークの兆しも2025年は不本意な成績に終わった梶原、ドラフト1位の小田ら若手も虎視眈々を機会をうかがっている。

【表】筒香を軸にズラリ並ぶ強打者たち…“最速”で予想したDeNAの開幕スタメン

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